モンゴルからはGNCモンゴルのメンバーが、日本からはGNCジャパンのメンバーが、活動報告や環境に関するニュースを、逐次、発信していきます。
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近頃はぐっと寒くなり、朝、晩は特に寒さが厳しく感じます。
今日の最高気温は8℃、最低気温は-6℃で現在は-3℃です。
モンゴルの最も寒い時期は-40℃以上にも達します。

さて、今回は冬に向けてひどくなるウランバートルの“煙(オター)”について注目したいと思います。
近年、遊牧民の都市移住が増加し、ますますひどくなる傾向にあります。
この煙は朝、特にひどく感じ、煙の臭いと共に目がシバシバし、のどがヒリヒリしてきます。
マスク等をして、のどを守る人もいます。

a.png 煙の無い時の写真
b.jpg 煙が少しある時の写真
c.jpg 煙が多い時の写真
もっと寒くなり気温が氷点下になると、ますます煙がひどくなり、手前の建物が見えなくなるほどひどくなるそうです。

ウランバートルでも特に煙がひどいのはゲル地区方面ですが、これは各家庭(ゲル)の石炭ストーブ(ゾーホ)から出される煙です。
                         ゾーホの写真
ストーブ

石炭ストーブは、暖をとることはもちろん、食事作りなどにも使用され、ゲルには欠かせないものです。
冬になると、寒くなり使用頻度が高くなるなるため、煙がより多く発生します。
最近では、スチームストーブ、電気ストーブ等が売られていますが、高価なもので、そう簡単に購入できないのが現状です。

ゲルに住んでいる人たちが一日にどの位、石炭や薪(ストーブをつける際に石炭に火をつけるために利用する)を必要とするのかを近くのゲルに住む方にうかがいました。

うかがったゲルでは、石炭は、一日に大体一袋(写真参照)使用。10kg弱。薪は一日に数本使用するそうです。
(石炭、薪ともに各家庭の収入事情によってこれより多くも少なくもなります。)
石炭の写真
IMG_0144m.jpg

薪の写真
大きさb

また、暖まった熱を保つためにゾーホの内側にレンガを並べる、ストーブを点けると同時に調理を行うなどして、石炭、薪を節約したりしています。物価が高騰し、電気代も上昇、様々な節約方法をとって生活しています。

石炭や薪はある地区の道端などで売られており、価格は大体、石炭一袋1000トゥグルク(85円)、薪は一袋1100トゥグルク(90円)で販売されています。
左から石炭、薪の写真
石炭&薪

袋売りされているものは、収入の低い家庭用で、必要に応じて・又はその日の収入に応じて購入されるものであり、比較的収入の安定している家庭では、一冬分の石炭をトラック一台単位で購入(約15000トゥグルク)しています。

この煙問題に対して、国もあらゆる対策を試みていますが、良い解決方法が見つかっていないのが現状です。


私は今回、ここに初めてブログを書かせていただきました。
分かり難い点が多かったと思いますが、これからモンゴルに長く滞在する予定ですので、もっともっとモンゴルに関して勉強し、沢山の情報をここに載せて行きたいと思っていますので、どうぞ宜しくお願いします!


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2010年度のモンゴルエコツアーに行ってきましたので、報告します

2010年は、9月4日~9月11日までという約1週間の滞在でした。
モンゴルといえば、緑の草原と青い空!
…けれど、こんな残念な風景も所々で見られます

青い空、緑の大地、そしてゴミ
"青い空、緑の大地、そしてゴミ" 2010/09/03撮影

こんな風景を広げないためにも、この1週間はGNC Mongoliaと協力して、特に子供たちを対象とする環境教育に力を入れています。
モンゴル国の方々に、「大切な自然のために、自分たちに何が出来るか」を考えてもらうきっかけとするためです。


 9月6日は108学校へ行き、「エコ授業」を行ってきました。
108学校とGNCとは、2005年から付き合いがあります。少しずつですが、一緒に学校を変えていっています。

2005年、GNCと一緒に植樹し、今ではこんなに立派になりました。GNCにとっても、初めての学校への植樹でした。
108学校 

日本のゴミ処理について説明し、モンゴルのゴミ処理について考えてもらうという、講義形式でした。
108学校エコ授業1

108学校エコ授業2

108学校エコ授業3

左から、オユンサナー(13)、テルゲル(13)、マラルマ(12)、バイガルマー(12)。
「いまどき、これくらいの格好は普通」
というおしゃれな彼女たちも、色々と感想を話してくれました。
108学校2

「日本の写真を見て、モンゴルのゴミ山の写真を見たら、『えー!』って思った」
「ゴミはゴミ箱に。少し歩けばゴミ箱があるけど、皆そこに捨てない」
「ゴミ箱をもっと増やすべきだ」
…等など。

「日本がすべて正しいわけではない。モンゴルで何が出来るか考えるきっかけにして欲しい」
という言葉は伝わったでしょうか?
あの子達が大人になるまでに、少しでも心に残っていたらうれしいです。


 9月8日は、エコロジー教育センター、108学校、新モンゴル高校、23学校、18学校の計5校の生徒を集め、100人の子供たち対して「エコ教室」を実施しました。
エコロジー教育センター2

モンゴルのテレビ局TV5とETVのインタビューを受けました。
エコロジー教育センター1

エコロジー教育センターに勤めていながら、GNC Mongoliaのスタッフの一員でもあるナサンさんのお陰で、昨年よりスムーズに進めることが出来ました。
エコロジー教育センター9

まずGNCの代表、いっぺいさんがGNCの活動について紹介しました。
エコロジー教育センター3

その後エコロジー教育センターのボヤンヒツィグ先生が、様々な国の公園のスライドを紹介しました。
エコロジー教育センター4

最後には、日本に留学しているモンゴル国出身の学生が、日本とモンゴルのゴミ処理について比較しました。
エコロジー教育センター6

講義の後、各学校に1本ずつ、会場に記念植樹をしました。
エコロジー教育センター8

全員で集合写真。
エコロジー教育センター7

反省会では、GNCの日本とモンゴル双方のスタッフから、「来年は講義形式ではなく、ディベート形式でやってみないか?」という提案が出されました。
「エコ教室」はどんどん進化していきそうな予感があります


 子供たちだけでなく、村を巻き込んだ環境教育も昨年から始まりました。
ウランバートルから車で1・2時間程のバヤンチャンドマンという村で、「モデル緑化村づくり」を少しずつ進めています。

何よりすばらしのは、モンゴル人スタッフが中心となって計画を立て、調査し、村の緑化を進めているという点です。今年の春に10世帯を選んで、各家庭に植樹し、7世帯が成功しました!!

特にやる気のあふれるガンボルトさん。
バヤンチャンドマン2

そして、おしゃれできれい好きなドルマーさん。
バヤンチャンドマン3

水を買うのがあたりまえのモンゴルで植物を大きく育てるためには、水遣りが鍵になります。
水場は遠く、家から1・2キロ離れているのが普通です。地方では、蛇口を捻ると水が出るわけではありません。
それでも協力してくれる彼らには、頭が下がります。
彼らの話を直接聞くことで、様々な工夫への驚きや、お互いに助け合っていることへの喜びが湧き上がってきました。

バヤンチャンドマンの見学には、青年海外協力隊の牛嶋(右)さんと、ジェンダーセンターのアリオナ(左)が見学に来ました。私たちの活動が、少しでも参考になればうれしいです。
バヤンチャンドマン1
(HP上に別途感想文を記載しています)


 最終日には、早稲田の大学生17人をバヤンチャンドマンに連れて行くことになりました。
残念ながら写真はありませんが、大学生も住民も、ゾリゴーも、お互い刺激になったようです。


来年以降、段々とGNC Mongoliaのパワーが大きくなることでしょう。
「GNC Japanは、モンゴルに来ても何もすることが無いよ」と言われるのを楽しみにしています
















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締め括りは、GNC Mongolia の皆と懇親会。

懇親会 1

鹿肉と豚肉の焼肉♪
懇親会 2

懇親会 3

いい気持ち♪
懇親会 4

ひとくち!?(笑)
懇親会 5

懇親会 7

懇親会 8

皆、木について話をしてるみたい。
懇親会 9

懇親会 6


それでは日本に帰ります。モンゴルの皆さん、ありがとう!!
さようなら 1

さようなら 2

さようなら 3

さようなら 4

さようなら 5


A

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2泊3日でウランバートルから65km離れたバヤチャンドマニに行って来ました!
市内から離れるにつれて、広大な自然が広がっていった。
バヤンチャンドマニへの道 1
バヤンチャンドマニへの道 2
バヤンチャンドマニへの道 3    

責任者のバトゾリグ、夏だけ働いているボロロ。5月に来たばかり。
ゾリゴーとボロロ
1年中管理人として住んでいるツァガーさん、5月~11月まで住み込みで働いているアルタンゲレル。
ツァガーさんとアルタンゲレル
この4人との3日間。


早朝、ひっそりとした苗畑。
苗畑 1   
苗畑 2
朝の空。
朝の空

朝6時から雑草抜き。ツァガーさんは黙々と草抜きをしていた。ボロロはごはんを作っている。
昼はウランバートルへ行くからと、お昼ご飯もボロロがいるうちに済ませた。日本みたいに時間とかあまり関係ないらしい。
朝から皆で草むしり
朝食を作るボロロ
犬にもご飯
犬にも朝ごはん

お昼過ぎまで雑草を抜いて、夕方から植林。今日は36度。湿気はないけど、暑い!
木を1本植えるごとに、1年間長生きできると話してくれた。
穴を掘って
植林 2
木を穴に入れ、土と砂を入れる
植林 3
踏んで
植林 5
周りに土手を作る
植林 6
皆で頑張って
植林 7
ひとやすみ。
植林 8
3年後の空きには、実がなってるらしい。モンゴル人が大好きなすっぱい木黄色いの実、チャッツァルガン。今から楽しみ♪
植林 9

ゲルの中はとても涼しい。
ボロロはこれから、夕飯の支度。麺を作ってる。手際がすごくいい。でも、ツァガーさんはもっと上手らしい。
ボロロ 1
ボロロ 2
「外にきて!」と呼ばれ外へ。
太陽が静かに沈んでいく…
夕焼け 1
夕焼け 2

夜、バヤンチャンドマニの町へ行って、突然家を訪問した。
モンゴルではよくあること。
バヤンチャンドマニの町
お宅訪問 

乳茶とヨーグルトを飲ませてもらった。
「一緒に飲むとお腹を壊すよ」と言われて、ヨーグルトだけ。
今まで飲んだものよりすっぱくなくておいしい!おかわりももらった。
ヨーグルト


翌日は皆8時くらいまで寝ていた。
一応時間は決まっているが、好きなようにやってるようだ。
今日はハウスの中の苗畑づくり
2日目 朝
鳥を捕まえよう!
鳥が迷い込んできた!
「捕まえよう!」
迷い込んできた鳥

地下の冷暗所へ
地下室 1
地下室 3
地下室 2

ご飯を食べて昼寝するゾリゴー
お昼寝


いざ、植林地へ。
バヤンチャンドマニ 植林地へ
水を運ぶ車。1リットル3トゥグルク。
水を運ぶ車
雑草だらけの道路際
植林地 2
モンゴルを日本のようにしたいと、働き者のガンボロルさん
植林地 3
植林地 4
植林地 5
学校にも植林したけど、あまり水をもらってないみたい…。
植林地 8
いつか、こうなるといいな。
植林地 9
一番木の状態がいい家。自分で苗も育てている。
植林地 6
植林地 11
公園。水が足りない。
植林地 10
植林地 7

18キロ離れた山へ。
風が気持ちいい。花が満開。
山 1
山 2
遠くからみると、木がいっぱい。
山 3
けど中に入ると、結構木が切られている。
山 4
急な斜面、「日ごろの運動不足が…」
山 5
「速いな~」
山 6
山頂から町が一望できる。
山 7
山 8
山 9
山 10
帰り道。ボロロが恐々運転。
帰り道 2
「まっすぐ!」「×○△!!」
モンゴル語と日本語で大騒ぎ。…草原でよかった。
帰り道 5
帰り道 3
帰り道 7
帰り道 6
お世話になりました~!ありがとー!
本当に楽しかった♪また9月に来ます!!

A



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モンゴルの朝は早い。
「夏は今だけ!」と、1日中働いている。
農場の主、ツォゴーさんは、夜中は1時2時まで起きて調べものをし、朝は4時には起きて畑に行く。

日本では遅くまで寝ている私も、なぜか朝の6時には目が覚めた。
まだ寒いが、光が気持ちいい。

部屋からの風景(モデル農場)
農場の風景

朝、ツォゴーさんが隣の養鶏所から、新鮮なたまごを買ってきてくれた。
たまご

朝食は、農場で取れたほうれん草と、はつか大根
はつか大根


農場では、キャベツの苗の植え替えが行われています。
周りの農場に比べ、1週間ほど遅いみたいだ。
苗をハウスで作り、時期が来たら外の畑にたくさんの人を使って植え替える。

これがモンゴルでの普通のやり方だという。
2.5ha全てを、人の手で植え替えなければならない。今日はまず10a

ハウスの中
6月のハウス(農場)

植え替え作業の様子
キャベツの苗の移し変え 1
キャベツの苗の移し変え 2
キャベツの苗の移し変え 3
キャベツの苗の移し変え 4

風が強いため、苗が倒れている。「寒くて天気が良くないから、植え替えにはちょうどいい」らしい。

農場は約15ha。だから、こんなに小さく見えるんです。
農場の全体像


突然のお客様。エルデネトで肥料を作っている方。
お客様 1
お客様 1


ナスカさんとの打ち合わせにウランバートルへ。途中の道で、兵士が訓練中だった。
モンゴルには兵役があり、18歳~26歳の間に1年間。けれど、様々な条件で免除になるようだ。ツォゴーさんの頃は2年間。「刑務所にいるみたいだった」とツォゴーさん。
兵士たち


ウランバートル中心部に着いた。
市役所の目の前にある青の弓なりの建物は、「欠陥が見つかって取り壊しになる」といううわさが立っているらしい。けど、工事していた人たちは国に逃げたとか何とか…向いにある大きなビルは、ホテルにするといって土地を買収したけど、自社のビルを建てたとか…噂の真偽は分からないが、似たことはどこでも良く聞くし、話のネタになるようだ。
ウランバートル注目の建物


ナスカさんは仕事中。
ナスカさん

滞在中の予定を打ち合わせて、農場へ。
途中には、馬や牛が放牧されていた。馬たちが道路を渡ろうとすると、車のクラクションが大きく鳴り響く。でも、それに動じない馬たち。
お馬様のお通りだ


社会主義時代に東欧の資本で設立した、生物系の研究施設。社会主義時代、この施設付近は、万一を考えて人を住まわせなかったようだが、民主化後はどんどん人が増加し、1つの町のようになっている。
生物化学工場


少し寄り道をして、ウランバートルのゴミ集積所へ。
ここでいっせいにゴミを焼くらしい。ここは3年くらい前にできたが、それまではきれいな草原が広がっていたそうだ。だが今は、集積所の周りの草原も、ゴミ捨て場になっているようにゴミが舞っている。

草原の馬とゴミ
草原の馬とゴミ

壁の向こうが集積所だが、手前にもゴミが散乱している。何かを狙って、空中にはたくさんのトンビが。
ゴミ集積所付近

壁の内側では、ゴミが燃やされている。
ゴミ集積所 入り口
ゴミ集積所


再び農場へ。
強い風の影響で、砂が道路を覆っている。最近、砂が多くなったらしい。
道路 2

道路わきには砂山が続いている。これは、川の水が溢れ、ここまで流されたものを道路際まで寄せたそうだ。
道路 1

農場近くには砂利の採掘所がある
採掘所

ようやく農場へ。
今日の晩御飯は干し肉のスープとマッシュポテト
2日目夕食 1
2日目夕食 2
2日目夕食 3
2日目夕食 4
2日目夕食 5
2日目夕食 6
2日目夕食 7
スープに入った干し肉は、とてもあっさりしていて食べやすかった。「鮭とば」みたい。


今日の最後には、うれしい出会いが!
野生のハリネズミがいました。ウサギもハリネズミも、あんまり見なくなったようです。でも、いっぱいいるらしい。
ハリネズミ 1
ハリネズミ 2


明日は、ゲル地区に行きます。
モンゴルの青い空と大地ではなく暗い話ばかりですが、これもモンゴルの一面なんです。
けれど、少し都会を離れると、そこにはやっぱり、青い空と大地が続きます。

A

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